【メジロ】在宅 鳥図鑑

スズメ目メジロ科 撮影月:1,2,3,4,5,6,7,8,9,10.11.12

 家から15分ほど歩いたところに、『観音山野鳥の森』があります。
 自宅で鳥の写真を撮り始めたある日、私の住んでいる地域にはどのような鳥がいるのか知りたくて、休日の午前中に足を運んでみました。
 高崎観音の参道の登り口を横目に、植物園の方に向かい、200メートルばかり行った道路脇に、野鳥の森の入り口と、小さな小屋が建っています。小屋の中には、世話係の野鳥の会の方と、数組の親子がいて、小屋の中から、森に向かって平らになった数メートル四方の餌場を興味深そうに見ていました。
 ガラス窓のすぐ外側に、餌場がありました。そして、そこに目の周りが白い、渋い緑色の小さな鳥が数羽、餌をついばんでは移動してと、せわしない様子でいました。ガラスを隔てているとはいえ、目の前30センチのところで見た、初めてのメジロでした。もちろん、知識では知っていましたし、インターネット等でも写真を見ることはありましたが、目の当たりで見た、色鮮やかな小動物に対する驚きは、自然の中、それも自分の住んでいるこの地域に、こんなにも鮮やかな、【色】【動き】があることへの驚きだったのだと思います。
 それから、ほどなく、私は、自宅でカメラのレンズから、その姿をみることになります。30メートルほど離れた緑の中に、せわしなく飛び回っている鳥がいます。一瞬、カメラのファインダーから見えた、まさにそれがメジロでした。あの、メジロが、ここにいること、それこそが驚きでした。
 いま、ここでのポピュラーな鳥の一つが、メジロであることを私は知っています。アクロバティックな姿で、カメラの視界から逃げていきます。

 梅とウグイス、ではなくメジロ。そんな取り合わせでの写真が多くみられます。我が家には梅の木はないので、それらしい写真はほとんどありません。下の家にサザンカがあり、食卓から見えます。そこに、メジロがやってきました。急いで撮ったサザンカとメジロです。
(2025年5月27日記)


撮影年月101112
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2024年
2025年