【アトリ】在宅 鳥図鑑
スズメ目アトリ科 撮影月:3 |

平地から山地の林や農耕地、草原などにみられるそうです。群れで生活し、ときには数万羽になることもあり、大群が地上で採食していると、地面が動いているように錯覚するほどとの説明があります。(「ポケット図鑑 日本の鳥300」)
とはいえ、私が見たのは3月、1羽での姿を2回のみです。そんな姿は想像できません。
冬鳥で、夏羽は頭部が全体に黒いようです。こちらは冬羽になります。
奈良時代の「日本書紀」に、天武天皇の七年「十二月の癸丑の朔己卯に あとり天を弊(おほ)ひて 西南より東北に飛ぶ」、さらに九年十一月「辛丑にあとり 天を蔽(かく)して 東南より飛びて 西北に度れり」と出ている。アトリが大群をなして飛んだのを異常として記録したのであろうとの説明があります。(「鳥名の由来辞典」菅原浩・柿澤亮三編著より)
アトリの語源に関して、大言海では「集鳥(あつとり)の略」だと記されており、アトリが大群をなして移動するからそう呼んだのであろうとのことです。(「鳥名の由来辞典」菅原浩・柿澤亮三編著より)
一羽のアトリ、ちょっと寂しさもありますが、大群でのアトリは見たいとは到底言えません。
(2025年7月20日記)
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