受粉について
本日、4本のパッションフルーツの状況についてはアップしましたが、受粉について別テーマでまとめてみました。
パッションフルーツは、トケイソウともいわれます。花を見ればお分かりだと思いますが、まさに時計草です。
中央にめしべが3つ伸び、その周りに5枚のおしべがあります。めしべが時計の針になります。
この3つのめしべに、おしべの花粉をつけるのが受粉です。そして、その作業を人手で行います。
我が家では、おしべをもとからピンセットでつまみ取って、おしべについた花粉をめしべにこすりつけます。受粉後、2時間ぐらいの間に雨にぬれたりすると、花粉がめしべに着床しないので、雨が降ってきたらビニール袋をかぶせる等の工夫が必要です。
上手く受粉すると、2日ぐらいで閉じた花の先からめしべが出てきます。そしてよく見ると、その奥にまあるい実が・・・。
最後に、受粉がうまくいくものといかないものに傾向があります。
前者は、めしべが立っています。そして、後者は、めしべが広がりおしべに近づいています。後者の方が、受粉の成功率が高いと感じています。