【ヒレンジャク】在宅 鳥図鑑
スズメ目レンジャク科 撮影月:4 |

毎朝、起きるとルーティンのようにやることがあります。
着替えをして、家の中のごみ箱のごみを順に、レジ袋と同サイズのポリ袋一つにに集め、家の外の裏側のごみ容器の中に片づけます。それから、表の道路側の門を開け、坂道を5メートルほど上がり、振り返り、前方に見える赤城山をiPhoneで一枚。Xに毎朝アップする「きょうのあかぎ」の一枚を撮影します。あとは、家に入って、昨晩の食器をふきんで拭いて、食卓に箸置きと、箸、皿を並べ、湯呑を出し、仏壇と自分用のお茶を入れ、梅干しを1つ器に入れ、・・・。あとは、その日の状況によって変わりますが、ここまでは、ほぼ毎日の流れになっています。
ヒレンジャクを見つけたのは、4月20日、ごみを裏のごみ容器に捨てに行ったときだと思います。西側のまだ緑の整っていない200メートルほど先の枝に、その鳥はいました。頭頂部がとさかのようになっているのがわかったので、すぐに家の中に戻り、カメラを持ってきました。間に合いました。5羽が10分ほど休んで飛び去りました。その間に撮った数枚がこの写真です。
急いで家の中に入り、カメラからメモリカードを抜き取り、パソコンで拡大し、図鑑を広げました。頭の特徴、羽の先の緋色、黒の中にある白い線。ヒレンジャクという鳥であることはすぐわかりました。
ヒレンジャクは冬鳥です。北に帰る途中で羽を休めていたのだと思います。
今回撮影した場所では、ときどき冬鳥が渡りの羽休めとして留まっているのを見かけることがあります。イカル、ツグミ等がよく見られますが、ヒレンジャクは、この時見られたのが初めてです。
漢字では「緋連雀」と書きます。語源は、尾羽の先端が緋色であるから、また群れをなすので連雀と名付けたとあります。(「鳥名の由来辞典」菅原浩・柿澤亮三編著より)「悲恋」の物語でもあるかと思いましたが、そうではないようです。
(2025年6月8日記)
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