【蝶など】在宅 鳥図鑑

付録


 南の山側の木々に向かって鳥の撮影をしていると、そのずっと手前にある季節ごとに咲く花々の周囲を、軽やかに渡っていく蝶を多く見かけます。蝶は花々の蜜を吸い、緑の葉に卵を産み付けます。鳥を追うのをやめ、ときに蝶にカメラを向けてみたりします。撮影ついでに、蝶の名前も調べようと、「群馬いきもの図鑑」を開いて、蝶の項目を見はじめたところ、鳥の分類以上に大変であることに気づきました。この本の分類ではわからない蝶もあります。深みにはまりそうなので、まずはわかる範囲でキャプションをつけてみました。
 次のステップでは、「在宅蝶図鑑」かな、などとも考えています。

 15年以上も前のある冬の日、南側の段々の間に、薄黄色の小さな蝶が、じっと羽を立てた状態で動かずいるのを見かけました。数日後も、そこにその蝶は同じ状態でいました。蝶はさなぎで冬を越すと思っていたので、どおしてと思い、群馬県立ぐんま昆虫の森宛にメールを送ったことがあります。学芸員の方より、成虫ので冬越しする蝶もあるとの丁寧な説明の返信をいただきました。今も、ときどき、同じような冬眠する蝶に出会うことがあります。

2月:モンキチョウ

セミ
 鳥の鳴き声で始まる毎日が、ある日から蝉の鳴き声に替わります。それからというもの、夏の間、夜明け前からヒグラシ、そして熱くなり始めの時間帯からアブラゼミ・ミンミンゼミ、また暗くなりかけると、再びヒグラシ。秋が近づくにしたがって、そこにツクツクボウシの鳴き声が混じってきます。セミの鳴き声がひときわ大きくなったかと思うと、わが家の外側の木の骨組みに留まって鳴いていたり、網戸にぶつかって来たりという状態です。普通に蝉時雨の中に暮らしているというのが実感です。
 夏の終わりごろになると、地面に蝉のなきがらを見ることが多くなります。この場所での、晩夏です。

トンボ
 8月、わが家には一匹のオニヤンマが飛んできます。道路側から西側のブロック塀のところまで、段々に沿って行ったり来たりしています。そして、ときどき居間の網戸に、ぶつかったり、留まったり、・・・。我が家のお盆はこのオニヤンマとともにあります。オニヤンマはおじいちゃんです。おじいちゃんと一緒に、盆はあります。

ハチ
 ハチは、季節の木々とともにあります。ラベンダー、サツキ、エゴノキ、タイム、キンカン、ブラックベリー、ブルーベリー。ときどきに、ハチはやってきます。蜜と、受粉と。ここでは欠かせない働き者です。

トカゲ
 南側の段々では、日の当たる時間も多いので、コンクリートのところでトカゲが日向ぼっこをしていたりします。いつも気持ちよさそうです。
 数年前、冬の日、庭の植木鉢を移動しようとしていたら、そこには、冬眠しているトカゲとその卵が10個ほどありました。この卵は、後日知り合いの幼稚園の園長さんに連絡し、幼稚園の観察用にとお譲りしました。

(2025年8月19日記)