【キジバト】在宅 鳥図鑑

ハト目ハト科 撮影月:1,2,3,4,6,7,8,9,10.11.12

 キジバトが鳴くと、天気が良くなる。
 我が家では、「ホウホウ、ククー」と鳴くキジバトの鳴き声には、そのような共通認識があり、さあ、これからという時の活動の指針にもなっています。そういう時は、いつも、南側の山側の高い木の上か電線で姿を見かけます。
 数年前、野鳥の図鑑で名前を調べるまでは、ヤマバトと呼んでいました。『図説 鳥名の由来辞典』(柏書房、菅原浩・柿澤亮三編著)を見ると、室町時代から「ヤマバト」と呼ばれるようになり、江戸時代初期から「キジバト」と呼ばれるようになったとあります。キジバトの異名には、他に、ツチクレバト(室町時代)、ツチクレ(安土桃山時代)、アヅキバト(羽色が小豆色だから)、トシヨリコイ(鳴き声が「年寄来い」)、ノバト、フタコエドリ(鳴き声が二音節に聞かれる)、マバト(代表的な野生のハト)、ヨソウジバト(九州で「與惣次来い来い」と聞かれる)があるそうです。
 ちなみに、街中やお寺等で見かけるハトは「ドバト」というそうです。ここでは、まだ見かけたことはありません。 

 何年か前に、冬の期間、野鳥の餌付けができないかと、ホームセンターのペット用品売り場で「野鳥の餌」を買ってきて蒔いたところ、結局キジバトしか来なかったということがありました。日中、庭を散歩していることもありますし、裏の空き地の方にもいます。
 朝、カメラを持ち出して、鳥を探していて、何も撮れなかったりすると、キジバトにレンズを向けたりします。ちょっと、申し訳ない気持ちもあります。
(2025年5月6日記)


撮影年月101112
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