熱中症に、ご用心。

暑い。7月ぐらいになると、練習前から、今日は暑いなぁ、なんて気持ちになる。

9時前に、乗附小に行くと、そんな暑い中でも、子どもたちはゴールに向かってボールを蹴ったり、ブランコに乗って遊んでいたり、いつも通り元気だ。
集合の号令がかかり、子どもたちが集まってくる。練習前にすでに汗だくだ。
こんな時は、熱中症にご用心。

このチームの指導者には、ドクターカーでの救命士、消防士がいる。さらに父兄にも救急救命士もいるし、この時期熱中症には、必要最大限の注意を払っている。

ノボル監督から「暑くなったから、気持ちが悪くなりそうだったり、頭が痛くなりそうだったら、すぐ言うように」と、ひとこと注意。そして、練習前に、まず水分を採って・・・。
そして数分後に、グラウンド2周、体操というようにいつもの練習が始まる。

5年生以上と、4年生以下に分かれると、4年生以下はいつものドリブルから。全員で10人ぐらい。
「イン、アウト」で2往復、「ヨコ、タテ」で2往復。
このぐらいになってくると、そろそろ1人、2人が、「コーチ、腹痛い」「コーチ、頭が痛い」と言い出す。「じゃあ、日陰で休んで」と指示。
「両足のアウトで」「アウトとインで回って」「足の裏で転がして」・・・。そして、「ボールを投げ上げたトラップ」をいくつか・・・。と、いつの間にか、グラウンドでボールを扱っている子どもは、3、4人になっている。
残りは、休憩のシートの前で、おしゃべりに興じていたり、冷たい氷の入ったバケツのタオルで水を掛け合ったり、・・・・。

練習している子どもが、「コーチ遊んでいるよ、どこも悪くないんだよ」と不満を言うが、ノボル監督は手を抜かない。
ミニゲームまでの1時間半、人数が少し増えたり、元に戻ったり。

そして、ミニゲーム。これは、全員そろって、・・・。

こんな感じで、夏の暑い練習は終わる。
ちなみに高学年は、リタイアゼロ。だから、この子たちも、上のクラスに行けばちゃんとやるのだろう。

低学年のうちは、嫌いにならなければいい。でも、やる子は伸びる。これも、真実。